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Qiitaって実はあんまり役に立たないよね

最近Laravelの学習でも始めてみようと思い立ち、色々と情報をあさり、とりあえずVirtualboxとVagrantとHomesteadで環境構築してみて思ったんだけど、やっぱり検索してるとバチバチヒットしてくるのはQiitaなのでQiitaに依存がちでした。

しかし、Qiitaを使っていて感じたことが大いにありますのでその点について書いていきたいと思いますよね。

目次

Qiitaは初心者には全く役に立たない

ぶっちゃけ自分はここ数年Wordpressばっかりいじっておりまして、過去Javaプログラマーだったことなどもありましたが現在はもうWordpressするだけの人になってしまっています。

しかし、純粋にサービス開発をしたいな、と思い立ってLaravelの学習をすることにしました。ちなみに過去自分がやったPHPのフレームワークってSmartyだったんだよね。(10年以上前か?)なのでもう初心者みたいなもんですよ。いや、初心者ですよ。

てことで、Cloud9で環境作って最初はやってたんだけど、挙動がもっさりしててリズム感悪いと感じたので仮想環境を構築することにしてみたんだけど、Qiitaがあんまりにも初心者に対して役に立たないことが発覚したのでこの記事を書くことに。

さて、なんでQiitaは初心者に役立たないのかというと「Qiitaは現場の先端にいる人達のためのコミュニティだから・ある程度の前提の理解を元に皆が記事を書いているから」ということ。

ぶっちゃけたところ昔は「PHP 入門」とかで検索するとそりゃ本当のガチ初心者向けに根絶丁寧にすぎるコンテンツが有った訳ですが、Qiitaの記事ばかりが検索ヒットするようになってしまってからはどうも馬鹿向けの記事は激減しており、これからプログラミングを学びたい!という人よりも「学生時代にある程度プログラムいじったことがあって、IT企業に就職したばかり」くらいのレベルの人しか読めないコンテンツになってしまっているなあ、と。

もちろん自分ももうすでにモダンな開発みたいなものに対しては初心者なわけです。するとなんだか「コレを理解するには先にコレを理解しなければ」みたいに感じてしまうのです。

で、コツコツ学ぶわけですが、正直なところ「1ページ読んだらもうできる大丈夫!」みたいな記事がほしいな~と思うわけですよね。

Qiitaが起こした「ネットでプログラミング学習」の情報の断片化

Qiitaを活用している方で有れば(てか見てない人はいないよね)、お気づきかと思うのだけどQiitaの情報はとにかく断片化が進むのが早い。

環境構築一つとってもバージョンアップが起きる度にテキスト通りに進むわけではなく、補足情報が該当ページに存在していなくても検索すると他の人が補足情報を発信したりしているわけですよ。

正直「アクセス数稼ぎのためのブログ運用」や「仕事を獲得するためのブログ運用」みたいなマネタイズ前提の記事の場合は陳腐化した情報をきちんとリライトして「コンテンツを育てる」みたいな作業を行う人が多いんですけれど、Qiitaを書いている人って「とにかく今必要だと思ったから書いて満足したらそれっきり」みたいな記事の書き方の人が多いですよね・・・。

そりゃお仕事が忙しい中ちまちまブログなんて書いている暇は無いですよ。

ですのでコンテンツの断片化がめちゃくちゃ進んでます。

前述の初心者向けの話でもそうなんですけど、初心者ほどテキスト通りに進まないと心が折れるわけです。断片化が進み、ますますプログラム初心者にとっては役に立たないコンテンツとなりました。

個人的にこういった「ブログサービス」で記事を書く人よりも「自分でドメイン取って自分だけで記事を書く人」の方がコンテンツに対して責任を持ってくれる印象があります。

別にQiitaを悪く言いたいわけではなく、どちらかというと「Qiitaの検索順位を下げろ」ということが言いたいのかもしれません。要するにGoogleの検索結果でQiitaの記事を返されてもあんまり役に立たない可能性があるということです。

正直なところさっと読んでさっと解る、ということはありません。

Qiitaはガチ勢のためのコンテンツ

正直Qiitaで記事書いている人は非常にハイレベルな技術をお持ちの方々だと思うのですが、「日曜プログラミング」みたいなユーザー層って実は結構多いと思うんですよ。

日曜プログラミングの目的はなんだろう、って思うと「別業種で仕事してるけどなんかプログラマーになりたい」とか「別業種で仕事してるけど自分でウェブサービス作って一発当てたい」とか、そういう層でしょうかね。

で、やる人はやるんですよ。日曜プログラマーでも結果出せるようになるまでやるんですよ。

しかしどうも昔の「まだプログラミングが原始的だった頃」に比べても、最近って開発環境一つ用意するにしても選択肢がめっちゃ多いし、開発環境が整う前に心が折れる、そんな傾向って無いですかね。

自分がPHP書き始めたころはサクッとXAMPPインストールして終わり!みたいな感じだったんですけど、正直最近の開発に関しては「Windowsのコマンドプロンプトがクソ過ぎて嫌だ」みたいな気持ちになる環境構築がめっちゃ多いと思うんすよ。

いや、別にそれ自体に文句言いたいのかっていうと別にそんなことも無いんですけど、なんかプログラミングの敷居が年々上がっていくことがIT産業にとって望ましいことなのか、って事を言っているわけなんですけどね。

なんかすごく「ギークな人々がギークな人々向けに」みたいな世界観がどんどん推し進められているような気がして、ちょっと嫌、かなー。

最後に

Qiitaがギークな人々向けに書かれている、という事を言っているだけの記事でしたが、ぶっちゃけ最近は低価格でオンライン学習できるオンラインスクールも有りますし、相変わらず書籍(最近では最もコスパ悪)もありますので、初心者はそっち行け、で終わりなんですけどね。

しかし、個人的にはもうちょいコンテンツの幅があると良いと思いますよ。なんかQiitaで「入門」とか「初心者」みたいな記事見つけても全然初心者向けじゃないもん。

ということで、自分みたいなおバカな人間が記事書いたほうが初心者の皆様には良いのかもしれない、とか思っちゃいますね。以上です。

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